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土壌物理学会大会:第60回 2018年10月27日(土)
発表
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発表者 所属機関 発表タイトル(和/英) 発表要旨 PDF要旨
0 坂井 勝、高橋由奈、丸山篤志、取出伸夫 三重大学大学院生物資源学研究科 植被層と土壌面における熱収支を計算する2層モデルをHYDRUS-1Dに組込むことで,気象データから植生下の土中水分・地温変化を予測するモデルを構築した.ここでは,土壌の水分条件が熱収支各成分や蒸発・蒸散速度,土壌面温度等の計算結果に与える影響について示した. ダウンロード
0 渡辺晋生、山田亜香里、太田怜奈、関谷信人 三重大学大学院生物資源学研究科 水田土中の還元やNH4+の挙動の検討を目的に,5月および6月に飼料イネを移植した水田で観測を行った.冠水初期の還元の進行に,前作や耕耘履歴による易分解性有機物量の違いの影響がみられた.また,土中の溶存NH4+濃度とイネの分げつ数の変化に強い相関がみられた.分げつ数が増加すると,土中にNO3が生じた.根の増加が土中への酸素供給を促し硝化が生じたと考えられる.根の吸収により土中の溶存NH4+濃度が低下すると,分げつ数は低下し,SPAD値も低下した. ダウンロード
0 岩田幸良、亀山幸司、稲葉智、宮本輝仁 農研機構農村工学研究部門 加圧板法で得られたマトリックポテンシャル(pF)と土壌水分量(θ)の関係の妥当性を検討するため,4種類の土壌と園芸培地用ヤシガラの試料について加圧板法で水分を調整し,露点計測法でpFを測定した。得られた結果を比較した結果,ほとんどの土壌では両計測法で得られたθとpFがほぼ一致したが,ヤシガラでは毛管が切れて試料内に水分勾配ができたことにより,豊浦砂では試験中に水分が蒸発したことにより,両測定法で得られたθとpFの関係が異なった。 ダウンロード
0 原百花、中村公人、烏英格、櫻井伸治、堀野治彦 京都大学大学院農学研究科 砂質土壌でのコマツナ栽培試験を実施し,カドミウム(Cd)との共存による土壌中の銅(Cu)と鉛(Pb)の化学形態と植物への吸収の影響に着目した.その結果,CuはCdとの共存によって土壌中のイオン交換態濃度が増加するが,葉への吸収量はCu単一と同程度で,Cdも吸収されて生長は同様に阻害される.PbはCdとの共存によって非可給態が増加するが,葉への吸収量はPb単一と同様に低く,Cdが吸収されることによって,Pb単一に比べて大きく生長が阻害される. ダウンロード
0 Di Chuan、足立 泰久 university of tsukuba Size of montmorillonite flocs coagulated with NaCl was measured in a Couette chamber as a function of shear rate. This relation clearly demonstrated the validity of our previously proposed equation to predict the floc size obtained in a turbulent mixing for PSL flocs. In addition, it is clearly demonstrated the adhesive strength between montmorillonite particles monotonously increases in the region of sufficiently high salt concentration. The flowing behavior of montmorillonite flocs were clearly captured with high-speed camera demonstrating the alignment of longer principal ax to principal ax of stress field ダウンロード
0 光延 聖 愛媛大学大学院農学研究科 土壌中の微生物-元素-鉱物間の相互作用は土壌における様々な現象に大きな影響を与えている。しかし、直接分析が困難であることや土壌微生物のほとんどが難培養性であることなどが分析上の障壁となり、土壌中の微生物-元素-鉱物間相互作用には未解明な点が多い。我々はマイクロスケールからナノスケールまでの高い空間分解能をもつ放射光源X線顕微鏡を応用して、反応場を直接観察することで土壌中の微生物-元素-鉱物相互作用を解明することを試みている。 ダウンロード
0 亀山幸司、濵田康治、宮本輝仁、岩田幸良 農研機構農村工学研究部門 本報告では,集落排水処理水の施用が粘質土壌の物理性に与える影響をバイオ炭がある場合とない場合で比較した.今回の実験では総灌水量が80 mmと少ないため,処理水の灌水による交換性ナトリウム割合(ESP)やECの増加は僅かであった.一方,処理水に含まれる有機物等が土壌に添加されることにより土壌の団粒構造が安定化される可能性が考えられた. ダウンロード
0 深田耕太郎、山本翔也、佐藤邦明、林昌平 島根大学生物資源科学部 堆肥を施用した土壌には乾燥密度の低下や透水性の増加が見られる。しかし投入量と物理性の変化量の関係は明確ではない。そこで異なる割合で堆肥と土壌を混合した試料を用いて通気試験を行った。体積比(堆肥:土壌)1:4程度の堆肥施用区から採取した土壌と、1:1で混合した真砂土を用いた。その結果、1:1の混合によって体積含水率と通気係数の関係が変化したことから、堆肥の影響が明確になる閾値は体積比1:1から1:4の間にあると推定した。 ダウンロード
0 加藤千尋、佐々木長市、遠藤明、松山信彦 弘前大学農学生命科学部 水田転換ダイズ畑において,生育初期の過湿条件がダイズの土壌水分消費形態に及ぼす影響を検討した.生育初期に過湿条件下にあった場合,地下水位40cmに制御した場合と比較して,土壌水分消費速度のピークが遅れる傾向があった.また,収穫期に近づくにつれて根の吸水速度は低くなり,粘質土では土壌水分増加する一方,砂質土では土壌水分量の増加は見られなかった. ダウンロード
0 水田陽斗、百瀬年彦、上田哲行 石川県立大学大学院 石川県羽咋市には,イカリモンハンミョウが生息する砂浜海岸がある.成虫が見られるのは夏の2か月程度であり,残り期間の多くを幼虫で過ごす.幼虫は,砂浜に縦穴を掘り,そこに身を隠して頭上に獲物が来るのをじっと待つ.そこは餌生物が多いという利点があるものの,高波や大雨時には冠水してしまう.冠水状態の砂浜で幼虫はどのように生き延びているのだろうか.本研究では,幼虫の水没回避行動を観察し,その行動の意味を土壌物理の面から明らかにする. ダウンロード
0 藤井理樹、平田英輝、坂口敦 山口大学農学部 山口県の水田における麦作や大豆作の問題として湿害がある.湿害対策としては暗渠排水が有名であるが,山口県では作付け前のチゼルプラウを用いた耕起による湿害対策が試行されており,その有効性を畝の土壌水分の観測と気相率推定値によって評価した.また,比較的容易に行える高畝を同圃場に設け,湿害対策技術としての有効性を比較した. ダウンロード
0 松岡健介、取出伸夫 三重大学大学院生物資源学研究科 微生物呼吸の酸化還元反応を考慮した有機物分解モデルをHP1により動相・不動相モデル(MIM)と連結し,団粒土中の好気的・嫌気的分解をモデル化した.団粒内の不動相では,溶質交換係数αが小さいほど酸素供給速度が小さくEhが低下した.不動相内の有機物量が多いほど酸素消費速度が大きくEhは長期間低下した.好気的な動相から不動相への酸素供給が有機物の酸化速度に対して小さい場合,酸素呼吸に加え硝酸,鉄,炭酸呼吸の順に電子受容体の不足分を補填する還元反応が進行した. ダウンロード
0 濱本昌一郎、相山貴昭、二瓶直登、西村拓 東京大学大学院農学生命科学研究科 本研究では,粘土鉱物がダイズ根近傍域でのイオン動態に与える影響を調べるため,豊浦砂を用いて根箱実験を実施した.粘土鉱物を添加しない場合,8日間の栽培後,根から30 mm範囲に渡って土壌中セシウム(Cs)、カリウム(K)濃度の低下が見られた。一方で,粘土鉱物としてバーミキュライトを添加した場合では,根近傍の土壌中のCsやK濃度の低下が見られず,粘土鉱物に強く吸着されダイズに吸収されないことが分かった. ダウンロード
0 辻卓弥、坂口敦 山口大学 山口県山口市の畑地土壌水分を2年間観測し、観測結果に基づきHYDRUS-1Dによる畑地の土壌水移動のモデル化を行い、さらにELPIS-JPの日単位気象データを利用して現在から2091年までの畑地土壌水分状態を予測した。予測結果として、将来の山口市の畑地では夏以外の時期においてpF2.7以上の乾燥状態を示す日が増加するものと推定された。 ダウンロード
0 辰野宇大、濱本昌一郎、二瓶直登、西村 拓 東京大学大学院農学生命科学研究科 土壌有機物は放射性セシウム(Cs)の移動に寄与する可能性があると報告されている.本研究では溶存有機物(DOM)が放射性セシウムの移動に与える影響を調べることを目的に室内実験を行った.その結果,DOMがCsの移動担体として作用する,またはDOMが土壌に吸着することでCsの固定を阻害し,Csの移動を促進させる可能性があることを示した. ダウンロード
0 小杉重順、福士圭介、石黒宗秀 北海道大学大学院農学院 土壌中の粘土の溶質吸着特性や分散凝集動態を理解するためにはその表面荷電特性の理解が重要となる。本研究では溶液条件,特にリン酸吸着による表面荷電特性の変化を予測する目的で,ゲータイトを対象鉱物とし,表面錯体モデルによる電位のモデリングを試みた。本研究で用いたモデルにより計算されたゲータイトの拡散層電位は,pH,支持電解質濃度,リン酸イオンの吸着による実測ゼータ電位の変化を効果的に予測した。 ダウンロード
0 zhou peiyang 北海道大学大学院農学院 In order to study the effect of inter-tillage weeding in paddy field on nitrogen, we measured the nitrogen dynamics, including NH4+, NO2-, NO3-, total N in soil solutions and ponded water, and investigated the influence of inter-tillage weeding by comparing the result among different time inter-tillage weeding rice fields and conventional rice field. Some data showed that the many times inter-tillage increased the nitrogen amount. However, further research is needed to confirm the good effect of inter-tillage. ダウンロード
0 鈴木萌香、坂井勝、取出伸夫、三石正一 三重大学大学院生物資源学研究科 ライシメータ下端圧力が圃場と同一となるよう制御するスマートフィールドライシメータ(SFL)を用い,ダイズ栽培圃場の蒸発散量ETlysを測定した.ETlysの計算に必要な重量の差分間隔は,蒸発散量の日変化を捉えることができる60分とした.そして,ペンマン式で求めた可能蒸発散量との比較から,およそh = 3000 cm以下で,土壌の乾燥によるETlysの低下が見られた. ダウンロード
0 西村 拓、Ngyuen Thi Ca、濱本昌一郎 東京大学 ベトナム南部メコンデルタの土壌の多くはpH の低い酸性土壌であり,農業生産性が低い.酸性土壌の改良に多用される炭酸Ca は,土壌団粒の劣化のリスクがあることが報告されている.本研究では,炭酸Ca に加え有機資材を用いることで酸性改良と土壌団粒安定性の両立を試みた. ダウンロード
0 Luis Casimiro Savanguane、leyasu Tokomoto、Ricardo Maria、Tsutomu Sato、Hiroyuki Cho Saga University Soil acidity is a common problem around the world particularly in tropical areas. It decreases agricultural production and productivity. Phosphorus deficiency is the main problem in many acid soils in Mozambique. To understand and mitigate the availability of phosphorus in acid soil, field survey was carried out. Additionally, speciation and solubility of phosphorus was calculated based on geochemical modeling. ダウンロード
0 國﨑恒成、徳本家康、坂井勝、廣住豊一、西脇淳子 佐賀大学 3ヵ年における福島の「復興農学」に関する科学技術コミュニケーション事業の推進により,小学校の義務教育機関では放射線教育の教材や情報のニーズが高いことが明らかとなった。事業の一環として放射線教育のための子供向け絵本や,絵本に基づくアプリケーションソフトを開発した。本稿では,絵本の更新やアンケートの結果に伴うアプリケーションソフトの改良について報告する。 ダウンロード
0 丹野真衣、平嶋雄太、宮本英揮 佐賀大学大学院農学研究科 安価な地中熱フラックス測定法を検討するために,101倍の出力増幅回路を備えた2組のサーモモジュールとArduinoを組合せて,室内・野外においてフラックス計測を行った。増幅回路を実装すれば測定精度が大幅に向上し,市販の熱流板と同等の性能を示すことが確認された。 ダウンロード
0 清広真輝、森也寸志、大澤和敏、干川明 岡山大学 線状型マクロポア導入による国頭マージの表面流出の削減効果 Linear Macro pore Installation in Subtropical Soil to Reduce Surface Flow 清広真輝1・森也寸志1・大澤和敏²・干川明3 1岡山大学大学院環境生命科学研究科・²宇都宮大学農学部・3石西礁湖サンゴ礁基金 要旨(Abstract) 沖縄県石垣島ではサトウキビ圃場からの土壌流亡が問題となっており,本研究ではその対策として線状型マクロポアの下方浸透促進による表面流出削減を提案した。ライシメータを用いた室内降雨実験でその効果を検討したところ,中空の溝は膨潤によって崩壊して下方浸透機能を失い,一方,構造を維持した線状型マクロポアでは表面流の削減効果が継続することが示された。また圃場に線状型マクロポアを設置した場合の表面流出,流亡土砂量のデータとの比較を行い,溝構造の崩壊も示唆されるなど同様の傾向を得ることが出来た。 キーワード:赤土,土壌流亡,マクロポア,サトウキビ,表面流出 Key words: red-soil, soil erosion, macro pore, sugarcane, surface runoff 1.はじめに 沖縄県石垣島のサトウキビ圃場では土壌流亡が問題となっている。圃場からの土壌流亡は営農に影響を与えるだけでなく,流出した土砂は最終的に海に到達し珊瑚などの海産資源にも悪影響を与える。流亡の原因としてはクラストが挙げられ,強雨時の雨滴の衝撃による圧密,土壌間隙の目詰まりによって生じる。対策として圃場に鉛直方向に穴をあけ,構造維持のための繊維状物質を挿入する人工マクロポアが提案され,流亡対策と成り得るデータが示されたが,設置の労力が課題だった。この課題を踏まえて提案されたのが線状型マクロポアである。線状型マクロポアは鉛直方向の穴の代わりに深さ30cm程度の溝を作り,そこに繊維物質としてサトウキビ残渣を鋤き込む。溝を引く作業は農業機械で行うことができ,繊維物質であるサトウキビ残渣も現地で入手できるため,より実施しやすい人工マクロポアであると考えられる。本研究ではその基礎実験として,線状型マクロポアの下方浸透促進による表面流出・土壌流亡削減を目的とし,ライシメータを用いた室内降雨実験によりその効果を検証した。また,実圃場に線状型マクロポアを設置した場合のデータとの比較を行った。 2.実験方法  沖縄県石垣島のサトウキビ圃場から採取した土壌を風乾させ,2㎜篩を通過したものを供試土とした。これを体積含水率0.10m³m⁻³,乾燥密度1.20gcm⁻³に調整し,高さ・幅24cm,奥行き36cmのアクリル製ボックス(ライシメータ)に充填した。ライシメータ底部に下方排水用の排水口を,上部に表面流出水用の採水口を設置した。側面から土壌水分・温度・ECセンサー(5TE,Meter)を上・下層に3つずつ,それぞれ上・中・下流点に挿入した。このライシメータを現場と同じ傾斜3%で設置,25℃の恒温室で降雨実験を行った。20㎜h⁻¹の人工降雨を4時間降らせ,終了24時間後に同様の条件で再度降雨を行った。処理区として耕起区,耕起せず植物残渣を表層に残す不耕起区,中空溝切のみの溝切区,溝切内部に植物残渣を充填した線状型マクロポア区の4処理区を用意し,表面流出,下方排水,土壌水分を測定し,線状型マクロポアの効果を検証した。表面流出と下方排水はパソコンに接続した電子天秤を用いて5分毎に測定した。表面流出水を80℃で24時間炉乾し重量を求め,流亡土砂量とした。 3.結果と考察 図1,2に室内実験と圃場の各処理区の積算表面流出量を,図3,4に室内実験と圃場における積算土砂流出量を示す。室内実験での積算表面流出量は耕起区が最も多く次に不耕起区が多かった。線状型マクロポア区では表面流出は発生せず,溝切区では溝構造の崩壊が起こり土壌表面の位置が低下したため表面流出を採取することはできなかった。このことから線状型マクロポアが表面流出を抑制しており,不耕起栽培では表面流出自体は発生すると考えられる。圃場では溝切区が最も流出量が多いが,室内実験では溝が崩壊しており,表面流自体は発生していたと考えられる。土砂流出量については室内実験では耕起区が最も多く,不耕起区でも流出が確認できたが流出量は耕起区と比較してかなり小さかった。このことから不耕起処理では表面流出は発生するが土砂流出は抑制されると考えられる。線状型マクロポア区では流出はなく溝切区では流出は計測できなかった。対して圃場では溝切区が最も多く次いで耕起,線状型マクロポア,不耕起区の順であった。溝切区については室内実験でも表面流出が発生していることは目視で確認できており,実際は溝切区で多くの土砂が移動していたと考えられる。また線状型マクロポア区と不耕起区の現場と室内実験の違いは土壌に対するマクロポアの面積の比が影響していると考えらえる。 4.終わりに 本研究では圃場に近い条件の線状型マクロポアを再現し室内実験でその土砂流出抑制効果について検証した。実験の結果線状型マクロポアが下方浸透を促進し表面流出を削減,土砂流出を抑制することが示され,圃場実験と同様の傾向を得ることができた。また圃場調査では溝切区において目詰まりが発生することにより表面流出,土砂流出が増加すると推定されていたが室内実験から降雨の早い段階で構造そのものが崩壊している可能性が示された。 謝辞 本研究の成果の一部は,日本学術振興会「最先端・次世代研究開発支援プログラム」(GS021),科学研究費補助金(基盤A 17H01496,基盤B 26292127,基盤S 25220104)の補助を受けて行われた。記して感謝する次第である。 引用文献 岡香菜子ら(2017)不耕起栽培と線状型マクロポアを用いた沖縄県石垣島における赤土流出抑制対策 2017年度 第59回 土壌物理学会大会 講演要旨集,p.80-81 ダウンロード
0 丹野真衣、大山正巳、平嶋雄太、宮本英揮 佐賀大学大学院農学研究科 安価なセンサを接続したIoT システムを用いて,Bowen 比法により蒸発散量(ET)を推定し,一般的な気象観測装置によるそれと比較した。一部の温湿度センサに不具合が認められたものの,両システムによるET は概ね類似した経日変化を示したが,大きな差異が生じる期間が認められたため,ET の推定精度の向上のための誤差データの排除法や補正方法を検討する必要がある。 ダウンロード
0 藏座隆寛、平嶋雄太、宮本英揮 佐賀大学農学部 Arduinoとテープ式水位センサを活用した安価な水位計測システムの有効性を検討するために,水田の湛水深および地下水位の計測を行った。計測した水位は,降水や灌水のタイミングや,落水後の土壌の含水比の変化等と連動した増減を示したことから,本システムは土壌水分動態の有力な研究ツールになり得ると考える。 ダウンロード
0 戴 德霖、足立 泰久 筑波大学 重力場で沈降するモンモリロナイトフロックの映像を用いて沈降速度とフロック径の関係を解析した。二次元的に投影されるフロックの映像を楕円で近似すると長軸と短軸の比がほぼ1.77となることが示された。しかし,沈降方向に対する配向性は見出されなかった。一方,データのバラツキを減らす目的で, 沈降するフロックを同時に直交する二つの方向から撮影し,その平均径が精度向上に資する可否を検討した。その結果,フロックの投影面積を指標をする方法が最もバラツキを減らすことを示された。 ダウンロード
0 松本宜大、吉田修一郎、西田和弘、塩沢昌 東京大学大学院農学生命科学研究科 人工的に作成した球形の大土塊(直径約3 cm)と小土塊(直径約1 cm)を規則的に充填した土塊層からの蒸発実験を行った.その結果,作土が十分乾燥したのちには大土塊を充填したポットの方が小土塊を充填したポットと比べて,各深さの水分量が少なくなった.その一方で蒸発量は多くなった.この結果から各ポットの見かけの拡散係数を求めたところ,大土塊ポットでは分子拡散係数の約7倍,小土塊ポットでは約4倍となっていた. ダウンロード
0 山田百合子、伊藤洋、早川茜 北九州市立大学 現在、全国に土砂災害指定区域は数多くあるものの、実際に地下水位の観測が行われている地点は非常に少ない。現在、著者らは、こうした地下水位変動を簡易に予測できる方法として、地中CO2濃度の連続観測システムを研究開発中であり、地下水位変動に伴うCO2濃度の挙動を捉えることに成功している。本報では、実際の地すべり地帯に本システムを設置し、地中CO2濃度と地下水位変動の関係を解明するための連続測定を試みたのでその概要を述べる。 ダウンロード
0 LI Ailin、Munehide Ishiguro、Shigeyori Kosugi Graduate School of Agriculture, Hokkaido University Although a repulsive force is generated electrostatically between anionic surfactant, sodium dodecylbenzenesulfonate (DBS), and the highly humic soil due to their negative charges, DBS adsorbs in the soil because of the hydrophobic interaction. Therefore, DBS transport delays in the soil due to adsorption. In this research, we examined the influence of contact time on DBS transport and adsorption in the highly humic soil. DBS transport indicated by pore volume became faster and the adsorption amount was smaller with faster water flux when the soil column length was smaller. The transport and the adsorption amount showed almost the same value between different water flux when the soil column length was longer and the contact time was longer. The result indicated that the surfactant requires enough time to reach adsorption and desorption equilibrium for hydrophobic effect. Key words: Anionic surfactant, Transport, Highly humic soil, Contact time, Water flux 1.Introduction Surfactants are used as potential agents for enhanced solubilization and removal of contaminants from soil and sediments. The interaction between surfactants and soils can greatly affect contaminants transport and decomposition in soils. On the other hand, surfactants become sometimes contaminants because they can destroy the biological cells. To facilitate the application of surfactants-based technologies in soil and ground water remediation as well as water purification, it is important to develop a better understanding of surfactants adsorption, desorption and transport in soils. As the anionic surfactant adsorption in the negatively charged highly humic soil increases with decrease of pH and electrolyte concentration, its transport in soils delays. However, an influence of contact time on the surfactant transport is unclear. The purpose of this research is to examine the influence of contact time on surfactant adsorption and transport. 2.Study method (1) Materials A highly-humic, non-allophanic Andosol (volcanic ash soil, carbon content:13.8%; CEC:12.3 mmol/kg) of the A horizon from Daisen pasture, Tottori Prefecture, Japan, which is negatively charged, was used in this experiment. Moist field soil sieved with a 2-mm sieve was used in the experiment. An anionic surfactant, sodium dodecylbenzenesulfonate (C12H25C6H4SO3Na, molecular weight 348.48 g mol-1, DBS) with a linear carbon chain was purchased from Tokyo Kasei Kogyo Co. (2) Methods The soil was uniformly packed into the soil column (2 cm in diam. by 3 cm and 6 cm in height) at the bulk density of 0.5 g/cm3 and then equilibrated with 100 mM NaCl solution. After that, DBS transport experiment was conducted. The DBS solution at 0.5 mM and 100 mM NaCl was percolated into the soil column at the different water flux. The DBS solution was percolated until the output solution concentration reached to that of input solution. In the experiment with the 6 cm height soil column, the DBS solution was percolated for the same elapsed time to the slowest water flux. Then, 100 mM NaCl solution was percolated without DBS into the soil column until DBS concentration comes to 0. The effluent DBS concentration was measured continuously. 3.Results and discussion The DBS effluent curve with the x-axis indicated by pore volume shifted to the right when the water flux was smaller (Figs.1and 3). The adsorption amount and desorption amount, calculated from the breakthrough experiment, were the same for the same adsorption desorption process (Figs.2 and 4). The result indicates that the adsorbed DBS discharged after desorption process without decomposition. In the experiments of the 3 cm height soil column, the adsorption amounts increased with the decrease of water flux. The elapsed times to reach the output solution concentration to that of input solution were 28 hours for 94 μm/s,66 hours for 50 μm/s and 125 hours for 24 μm/s. Those elapsed times are supposed to be too short to reach the equilibrium adsorption at the 0.5 mM DBS concentration. Therefore, the adsorption amount increased with the increase of contact time. However, in the experiments of the 6 cm height soil column, barely noticeable adsorption amount differences were observed among different water fluxes. The elapsed times to reach the output solution concentration to that of input solution were 432 hours for both 60 μm/s and 6 μm/s. Those contact times seem to be enough to reach the equilibrium adsorption at the 0.5 mM DBS concentration. The result is supposed to be a typical phenomenon for the hydrophobic attraction. 4. Conclusion During the transport in the highly humic non-allophanic andosol, enough contact time is needed for DBS hydrophobic adsorption to reach equilibrium. ダウンロード
0 山﨑琢平、濱本昌一郎、西村拓 東京大学 森林に沈着した放射性セシウムの河川への流出量を間接的に推定することを目的にとしてモデル計算した土壌侵食マップを流域内の現地調査から得られた侵食域と比較した.マップの河川は実際の河川領域とほぼ一致した.マップ上の侵食の多い領域は実際に集中的な表面流が発生して裸地化,または間欠河川であり,モデルは定性的に流域の侵食を再現していた. ダウンロード
0 竹下修司、田川堅太、徳本家康、長裕幸 佐賀大学農学部 Rosettaは,土壌水分特性のパラメータ推定が可能であり,乾燥密度の違いが及ぼす影響の評価を可能とする.中国乾燥地の黄土は,根域層で乾燥密度が約1.2~1.6 g cm-3において変化し,Rosettaを用いた黄土の水分特性の推定は重要である.本研究では,Rosettaによる土壌水分特性のパラメータ推定値の妥当性について検証した. ダウンロード
0 百瀬年彦 石川県立大学 石川県のお宝ともいえる、千里浜なぎさドライブウェイ(以下、千里浜)は、砂浜浸食が問題となっている。千里浜が浸食されつつあるなかで、その土砂供給河川とされる手取川の上流域で大規模土砂崩壊が生じた。手取川河口から放出された土砂は、千里浜回復に貢献する可能性があるものの、その兆しは全く見られない。本研究では、手取川河口から放出された土砂の行方を追うことにした。 ダウンロード
0 佐藤郁弥、渡辺晋生 三重大学大学院生物資源学研究科 −10℃の凍土と3℃の未凍土一次元カラムに10℃の水を滴下し,浸潤実験を行った.凍土の温度は浸潤前線通過後,0℃を維持した.−10℃の成層土の場合,浸潤速度は層境界で遅延し,上層の液状水量の減少を引き起こした.液状水量が等しい場合,凍土中の浸潤速度は未凍土よりも速くなった.滴下速度が等しい場合,凍土の浸潤速度と液状水量の積が未凍土より小さくなった. ダウンロード
0 森岡瑛世、森也寸志、大澤和敏、干川明 岡山大学大学院環境生命科学研究科 沖縄県石垣島では,農地からの土壌流亡が大きな問題となっている。本研究では,線状型マクロポア導入を提案し,土壌水分量,流出土砂量,収量等を評価することにより,土壌流亡抑制に対する最適圃場管理を検討した。結果,線状型マクロポアによる下方浸透効果が見られ,土砂流出抑制に働くことが示唆された。また,植物残渣被覆による流亡抑制効果も大きかった。マルチングと線状型マクロポアを組み合わせた対策も視野に入れ,さらなる検証が必要であると考える。 ダウンロード
0 高橋由奈、坂井 勝、丸山篤志、取出伸夫 三重大学 地表面熱収支の2層モデルに含まれるパラメータである,群落の日射透過率と気孔コンダクタンスgSmaxの感度を検証することを目的とした.様々なとgSmaxについて,畑地の気象データと植物の生育データを用いて土中水分・熱移動の数値計算を行い,蒸発散速度Eと地中熱フラックスGs,地温を実測値と比較した.が小さくなると,蒸散速度Ecは小さくなるが,Eへの影響はあまりなかった.またGsはピーク時の差が大きく,その差は地温にも影響を与えた.gSmaxが大きくなると,Ecの増加に伴い,Eも増加した. ダウンロード
0 奥田涼太、渡辺晋生 三重大学大学院生物資源学研究科 凍結を考慮した不飽和土中の水分・熱移動方程式を解くために、熱境界条件として測定容易な気温を用いることが出来れば有益である.この際,熱交換係数を与える必要があり,熱交換係数は含水率依存性を持つ.本研究では含水率が不均一な土壌の凍結を考える際の熱交換係数の与え方を検討するためにカラム凍結実験と数値解析を行った.熱交換係数は地表面の含水率に依存することが分かった.また,空気層と土層の間で水蒸気の交換が生じていると示唆された. ダウンロード
0 岩崎 正義、森也寸志 岡山大学 土壌中の有機物量を知る主な方法としては燃焼法によるTC(Total Carbon)の測定が挙げられる。しかし,これは総量の測定であり,測定した炭素が最近生成された物か古くに生成された物かの区別がつかない.そこでFTIR(Fourier transform infrared spectrometer)を用いた赤外光による分析によって詳細な有機物分析を行う事とした。その結果,土粒子のうち粘土鉱物との波形の重なりがあり,遠心分離を用いて土粒子を除いて分析することが望まれることがわかった。さらに,重液を用いて水以外の比重分画を行うと,さらに詳細な分析が期待できることがわかった。 ダウンロード
0 西脇淳子、小松崎将一、溝口 勝 茨城大学 農学部 土壌耕盤の存在により土中炭素貯留が影響を受けると考え、茨城県阿見町と福島県飯舘村の畑地にて、土壌耕盤の有無と土壌CO2ガス発生量との関係を調べた。阿見地区では耕盤の存在で炭素分解が抑制されたと考えられるデータが得られたが、飯舘地区では認められなかった。今後詳細な研究を重ね、土壌耕盤が炭素貯留に影響を与えるのか、検討していく必要がある。 ダウンロード
0 石井佑磨、國保凛、登尾浩助 明治大学大学院 水安定同位体比(δ18O, δD)を用いて水田におけるイネの吸水深度の推定を行なった。移植後35日の吸水深度は約3 cm付近であると推定できた。しかし、δDのみを使うと移植後63,84日では植物内と土壌中の水安定同位体比の合致が見受けられなかったが、δ18Oを使うと移植後663,84日の吸水深度は約15 cm付近であると推定できた。 ダウンロード
0 佐藤直人、長沼菜摘、野川健人、丸尾裕一、登尾浩助 明治大学大学院農学研究科 微小重力下における多孔質体中の水分移動が地上に比べて低下する原因を明らかにするため、水分挙動に対する間隙形状や接触角の影響を検討した。 ダウンロード
0 野川健人、佐藤直人、長沼菜摘、丸尾裕一、登尾浩助 明治大学農学部 微小重力下における毛管上昇速度の低下が報告されている。粘性の変化が毛管上昇速度の低下をもたらした可能性が考えられる。本研究では放物線飛行実験によりμG、1/6G、1/3G環境を獲得し、音叉型振動式粘度計により粘性と重力の関係を評価した。その結果、粘度と重力には負の相関が見られた。また1G条件下で毛細管粘度計を用いた粘度測定を行ない比較した。 ダウンロード
0 完山 陽秀、益永 章裕、上江洲 一也、川原 貴佳 シャボン玉石けん㈱ インドネシアにおいて発生する泥炭火災は、経済面・環境面で国際的な問題となっている。泥炭火災は、地中で燃焼するために水による消火では浸透しにくく、消火が困難であることが知られており、有効な消火方法を開発することが求められている。我々のグループでは、石けん系消火剤を用いた消火方法を開発し、その有効性を定量的に評価するために消火に必要な水量を算出することを検討している。本研究では、泥炭の熱分解に関する解析により、泥炭火災での泥炭地の燃焼シミュレーションの構築を行い、ピートモス燃焼における消火水量を算出した。 ダウンロード
0 青木伸輔、玉置雅彦、登尾浩助 明治大学大学院 マイクロナノバブルは土壌浄化や養殖の現場など,さまざまな分野での利用が報告されている.今後の活用を促進するためには,経時的にマイクロナノバブル濃度をモニターできる必要がある.本研究ではTDR法による比誘電率の測定から,MNBの相対量の見積もりを試みたので,報告する. ダウンロード
0 伊東雄樹、菅野宗夫、竹迫紘、小沢聖、喜多英司 明治大学大学院 農学研究科 ビニールハウス内において自動養液土耕栽培を用いたピーマン栽培土壌における環境要因に対するPenman-Monteith法で推定された可能蒸発散量の感度解析を行った。その結果、飽差および植生上の水蒸気輸送に対する空気力学的抵抗の感度は小さく、純放射量および地中熱流量の感度が大きいことが明らかになった。 ダウンロード
0 登尾浩助、伊東雄樹、井上光弘、藤巻晴行、小沢聖 明治大学農学部 近年開発された現位置測定法を使って、鳥取県と山形県の砂丘畑の現場飽和透水係数の測定値の比較を行った。両方の砂丘畑の透水係数は10-2cm/sのオーダーであった。 ダウンロード
0 Chung, Doug Young Chungnam National University The aim of this investigation was to identify the effect of tied ridge system with drainage furrow on the reduction of resalinization in a newly reclaimed tidal flat soils that have formed in a high-tide-range environment by the deposition processes of erosion, transport, deposition and consolidation cycle. However, there are many difficulties in growing crops due to inherent extremely poor soil physical and chemical properties, extremely low permeability and low fertility in addition to salinity due to easy accumulation of salts on the soil surface by capillary rise. To conduct this experiment, soil block (H40 cm x W180cm x W60cm) with three simulated rows of ridge and furrow made with the indigenous reclaimed tidal flat soils were used. The type of ridge was tied and the furrows (H40 cm x W15cm) were packed with various sizes of porous granule bottom ash as the drainage path and with the same soil of the ridge, respectively. Drainage was collected from drainage window (H0.5cm x W15cm) installed at the bottom of the furrow. For all treatments, the groundwater table was maintained at 40 cm below the soil surface. Soil water content and EC were concurrently measured with soil moisture sensors at 0.15-m depth increments to a depth of 120 cm. The results indicate that tied-ridging enhanced the infiltration rate and hydraulic conductivity directly proportional to its ash size filling the furrow, leading to reducing EC of the soils in the ridge. Also, the height and the rates of capillary rises from the water table were significantly reduced with increasing ash size filling the furrow. For drainage, EC and amount of water leached from the furrow were slowly increased until the infiltration rate was decreased to half of the initial infiltration rate. On the other hand, the height of capillary rises were steadily increased in the region of the ridge while the capillary rise at the furrow filled with the bottom ash stopped nearly at the bottom of the soil. With these results, we could conclude that the furrow packed with the porous granule bottom ash was effective in controlling the upward movement of salts by capillary rise. However, the duration of the porous furrow should be verified because of continuous decrease in pore space due to accumulation of soil particles transported from the ridge zone. ダウンロード
0 鈴木伸治、青木将人、渡邉文雄 東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科 強度の強い雨によって湛水し,表面流去が生じると,土壌侵食や水質負荷の流亡の引き金となる。誘電土壌水分センサを用いて湛水の直接的な観測を試みたところ,目視による観察とよく一致した。また,土壌の吸水度を用いたモデルによる判定ともよく一致した。そこでモデルを用い,土壌水分量によらずに湛水が生じる強度の降雨の頻度を調べたところ,有意な増加傾向にあることが明らかになった。 ダウンロード
0 小浦心充、深田耕太郎 島根大学生物資源科学部  音波の共鳴現象を利用した土壌の物理性の研究では、共鳴曲線からピーク周波数や最大音波強度という指標を求め気相率との関係を調べてきた。しかし、これらの指標では共鳴曲線を十分に評価できていない可能性がある。そこで本研究では、共鳴曲線全体を評価する指標として共鳴曲線の面積を導入した。また、装置の高さを抑えるためカーブした共鳴筒を導入した。その結果、気相率との相関関係が改善された。 ダウンロード
0 賀村敬介、徳本家康 佐賀大学農学部 津波被災農地において除塩量を計測することは重要であり,その指標である土壌バルクの電気伝導度ECbは体積含水率θへの依存が高い.したがってθの影響を受けにくい土壌溶液の電気伝導度ECwに着目して,Rhoades,Hilhorst の2つのモデルを用いてECwの推定を行った.ECwの実測値により近い値を示したのはHilhorstの推定値であったが,高い水分領域において過小評価される可能性もみられた. ダウンロード
0 Soluttanavong Vanhkham、Munehide Ishiguro、Junichi Kashiwagi、Yuuri Tsukakubo、zhou peiyang Soil Conservation Lab. / Graduate School of Agriculture / Hokkaido University, Kita 9 Nishi 9, Sapporo, Japan. The rice growth and soil water conditions were compared in the field of inter-tillage weeding without fertilizer and agricultural chemical and the conventional field. Inter-tillage was set 0, 2 and 5 times in order to investigate the influence. No significant difference was observed in rice plant height among the fields with different inter-tillage times. However, the height was shorter in the conventional field. No significant differences were observed in the number of stems and the dry weight of plant rice among all fields, the soil solution at the lower layer in C-Field and 5-Time inter-tillage were largest at the later stage after final inter-tillage weeding. This result is the first year of the field experiment. Several years will be needed to get a good influence of inter-tillage weeding. The result of rice yield will be shown in the meeting. ダウンロード
0 畑野 憲人、深田 耕太郎、喜多 威知郎 島根大学生物資源科学部 屋上緑化を目的に作られた底面灌水システムでは、不織布を通して軽量土壌へ水分が供給される。しかし不織布の給水能力に関する検討が不十分である。そこで本研究では小型のポットを用いて底面灌水システムのモデルを作り、蒸発量と土壌水分の日変化を測定した。その結果、今回の不織布の条件(幅1 cm、接触面積4 cm2、受持ち土壌面積38 cm2、水面から土壌底面までの距離8~20 cm)では、体積含水率を維持できるだけの十分な水供給を行えることが分かった。 ダウンロード
0 小林静紗、石黒宗秀、柏木淳一、荒木肇、塚窪裕梨 北大農学院  中耕除草による土壌中の窒素循環への影響を明らかにするため,無肥料・無農薬区と慣行区を別々の水田に設け,さらに無肥料・無農薬区では中耕除草の回数,0,2,5回によって区分けし,実験を行った.初年度の無肥料・無農薬区では中耕回数による収量差は明らかではなかったが,この年の石狩地域平均収量の約7割の収量を得た.水田の酸化還元電位,pHや電気伝導度も中耕回数による違いは明らかではなかったが,玄米中のタンパク質含量は中耕除草回数が多いほど大きい値となり,窒素供給能力の相違を示唆した.初年度は,中耕除草0回区においても雑草の繁茂が無く,農薬・化学肥料の影響が消失する土壌環境となった後に中耕除草回数の影響が現れるものと思われる. ダウンロード


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